GREETING

学校長挨拶

日ノ本学園高等学校ホームページへようこそ

中川守

理事長・校長 中川 守

 みなさま、日ノ本学園高等学校のホームページにアクセスしていただきまして、誠にありがとうございます。
 皆様におかれましては、ますますのご健勝のこと心よりお喜び申し上げます。


 昨今、新型コロナウィルス感染拡大は収まるどころか、新しいかたちに変えて依然猛威をふるっています。そんな状況の中、嬉しいことに生徒達は元気に登校し学習活動、部活動に励んでいます。これからも自らの力、生徒を支える周りの力、そこに加え規則正しい生活を送ることで感染を跳ね返して欲しいと願っています。その甲斐もあってこの春入学した新入生は無事に入学できた喜び、在校生は普段通りの学習活動ができる喜びを感じながら登校しています。どの生徒にもマスクを通してですが、笑顔がはじけています。

 この4月から学校創立以来初めて14名の男子生徒が入学しました。中学時代不登校に悩み充分に周りとコミュニケーションを取ることができなかった生徒達です。しかし、勇気を出して一歩前に踏み出してくれました。今は、威風堂々と胸張って笑顔で登校してくれています。授業の楽しさを知り、文化的な活動やアグレッシブに外に出て活動したい生徒がそれぞれに躍動しています。「こんなにも学校が楽しいものとは思わなかった」と、満面の笑顔と共に口にした男子生徒の声は、教員に勇気をもたらしてくれました。男子生徒の活躍は新しい風を吹き入れ学園全体を活気づけています。来年はこの流れをもっと強固なものにし、門戸を更に広げる予定です。


 さて、混沌とする社会情勢の中を生きて行くには、並大抵の努力では太刀打ちできないような時代に入りました。顧みれば今まではあまりにも、大人も子どもも組織の力に頼りすぎていたのではないでしょうか。これからは今まで以上に「個の力」が必要になります。それもより一層強固な「個の力」を身に付ける必要があります。正に「生き抜く力」です。確かに幅広い教養も必要でしょう。国際理解、語学力も必要でしょう。しかし、これらは大昔に話題が出たものばかりです。今更・・・・という感があります。それよりもリテラスな論理言語力が必要とされる時代です。また、無理に二分化していた性別にしても多様な性分類の存在が認められつつある中で、女子校が故の女子教育も見直す時期に来ていることは事実です。遅いぐらいです。女子校の枠の中でいくら国際力を高めよう、しつけを身に付けましょう。といっても根本的な時代背景が変わっています。一刻も早く気付くべきです。多様な性文化にしっかりと目を向けるべきです。


 そのようなこともあり、いよいよ変わりゆく時代に応じた教育改革を来春からはじめることにしました。男子生徒の受入れの入り口も二つ三つ増やします。その背景は在校生が日々頑張り、いきいきとした高校生活を送る姿が原動力になったからです。いくら時代が変わったとしても、現に学ぶ生徒達が無力で躍動を失したままでははじまりません。より一層単位制、コース制の強みを前面に出して「個の力」を高めるプログラムを作ります。これからの時代は明確に”個性”が認められる時代に突入します。言い換えれば”個性”がないままでは存在感すらなくなります。組織に頼らず「個の力」を身に付けた生徒を育成するのがわたくし達日ノ本の使命だと思っております。


 また、これからも不登校問題にも積極的に取り組みます。一人でも多くの生徒が高校の華やかな舞台に立ち、活躍して欲しいと願っています。単位制という強固な枠に守られています。たとえ小さなスポットでもいいです。少しの台詞でもいいです。それぞれが立派な主人公です。舞台は整いました。さあ、演じましょう。踊りましょう。歌いましょう。みんなで躍動しましょう。


 そして、私たちは幸いにも身近に聖書を手にし、イエス様に見守っていただいています。「愛」を授かり、生きる「勇気」を宿していただきました。本当にありがたいことです。心強いことです。「神様の力」と「愛と勇気」、「個の力」で立ち向かっていきましょう。恐れるものはありません。隣りの友の手をしっかりと握りしめ、励まし合いながらゆっくりとゆっくりと歩みましょう。


 最後の方は生徒への呼びかけになってしまいました。想いは「折角授かった尊い命です。いつまでも大切にして、人の役に立ち楽しく充実した高校生活を送って欲しい」という一念です。全校で取り組むSDGSプログラムと道徳教育もこの理念に沿ったものです。


 差し置いて、今後とも輝く未来に向かって歩む生徒を励ましていただき、また正しい道へと導いていただきますことお願い申し上げます。