2023.11.30

日ノ本学園創立130周年記念行事 朗読劇 『手紙』~分際~
新着情報

11月8日(水)5~6校時に、日ノ本学園130周年記念として、一般財団法人人間塾代表理事・塾長の仲野好重プロデューサー脚本、演出により朗読劇『手紙』~分際~が上演されました。

分際(ぶんざい)とは「自らに与えられた役割を受け入れ、その役割の意味を信じて生きること」です。

約100年前、小豆島から本校、当時の日ノ本女学校に入学され、2年足らずで健康不良のため退学された伊藤静野さん。静野さんは、その後74歳で亡くなるまで本校での学びを胸に、生涯人に尽くす人生を送られました。静野さんの姪の娘、壺井尚子さんと偶然知り合った仲野プロデューサーが、静野さんの生きざまに感動され、壺井さんと協力して、朗読劇に作り上げられました。そしてこの度、ご縁をいただき、私達は日ノ本学園130周年の記念の年に、観劇することができました。はるか昔、そのような大先輩がおられたこと、日ノ本でのほんの2年足らずの在籍ながら日ノ本の教えを守り、貫き通された尊敬すべき先輩について知ることができ、感動のひとときを過ごすことができました。

【生徒の声】(要約)

Aさん:「朗読劇は読み聞かせの様なものを想像していたけど、実際は見ていないのにその光景がイメージできて、話を聞くのがとても楽しかったです。元宝塚ジェンヌの夏目さんと早花さんの二人しかいないのに、登場人物に合わせて話し方やトーン、表情を変化させておられ、舞台に何人もの人がいるようでした。

Iさん:「自分の大先輩に、こんなに日ノ本を愛し、信念を貫いてきた人がいたことを初めて知りました。自分信念を貫いて真っすぐに生きた静野さんに感動を覚えました。」

Mさん:「愛と死は世の中で存在している限り逃れることは出来ないものです。その事を大先輩の生き様と共に学ぶことができ幸せです。静野さんは芯が強く愛情深い、そして日ノ本学園の校訓「心の飾りを」の手本のような人物だと思いました。

Sさん:「私たちが通う日ノ本学園は130年の歴史があります。このような節目に今回の朗読劇で、日ノ本での教えを基にした大先輩の静野さんの素晴らしい生き方を知ることができました。私たちがこの学校で過ごす3年間は、この130年に比べればちっちゃなことかもしれません。しかし、ここでしか学ぶことができないこともあります。それを私も誰かに伝えられるようにしたいと、今回の朗読劇を聴いて感じることができました。

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