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幼児教育・音楽コース

2023.12.13幼教冬のガーデニング 2023年12月11日(幼児教育・音楽コース1年次)

クリスマスが近づくこの時期、幼児教育・音楽コースは冬のガーデニングを行います。今日は、1年次有志で植え付けを行いました。夏の植え付けの時とは比べものにならないくらいに手際が良く、写真撮影の先生が来るまでに植え付け終了してしまいました。

2024年度新入生をお迎えする時には、満開に育ってくれていると思います。

そして、大変残念ですが、長年お世話になった姫路市公園緑地課からの草花配布は、今回で終了となったとのことです。今まで、校内を明るくしていただき本当にありがとうございました。

2023.11.25「他のどの要素より発達全般の礎となるもの」 2023年 11月22日(水) (幼児教育・音楽コース2年次)

今日は、保育演習2年次の授業に姫路日ノ本短期大学の山本邑太先生をお迎えし、「児童養護と愛着について」の講義を受けました。山本先生は、施設保育士として、児童養護施設に勤務されていた経験がおありで、その経験から、発達基盤となる「愛着」について、高校生に分かりやすく伝えてくださいました。

「乳幼児期(1~2歳)に十分な心の安定や信頼関係を築けた子どもは、その後、社会性を獲得し、行動範囲を大きく広げることができ豊かな教育を受け成長することができる。君たちが大切に育てられたことで、ここでこうして勉強できています。」

また、幼児期の研究が進み、医学的に問題を抱えている場合と、後天的な事由からの問題とでは、同じ状態に見えても対処の仕方が正反対であること、その区別が非常に難しいことなども教えていただきました。

今日は、高校生たちがイメージする「保育士」とは違った側面を紹介していただけました。

講義終了後、山本先生を囲んで質問が続いた保育演習の授業でした。

 

2023.11.25「第1回 リトミック交流会」 2023年11月20日 (幼児教育・音楽コース1年次)

11月20日(月)に幼児教育・音楽コース1年次と姫路日ノ本短期大学付属幼稚園4歳児との「リトミック交流会」でした。生徒たちは、11月15日(水)の「コースの日」で学んだことを実践する機会です。

講師の先生の指示のもと、音楽に合わせて園児と楽しく触れ合う生徒たちは、大きな幼稚園児(?)のようです。

 

活動の終盤、今回の交流会に向けて振り付きで練習した「虹」を園児たちの前で発表し、一部分を園児と共に踊りながら歌う機会も得ました。講師の先生方の巧みなリードで、園児たちも“振り”を覚えてくれましたね。次回は、もっと自分たちがリードできるようになってくださいね。

2023.11.25「コースの日」!  2023年11月15日(幼児教育・音楽コース1・2年次)

数日前から、一気に朝夕が冷え込んできた11月15日、日ノ本学園高等学校は、3年次を除き、「コースの日」に取り組みました。幼児教育・音楽コースは、午前と午後で2つのプログラムに取り組みました。

午前:1年次 姫路日ノ本短期大学付属幼稚園訪問

園児と触れ合うことを目標に訪問しましたが、「絵本の読み聞かせ」や「手遊び」にも取り組みました。積極的に手を挙げての活動でしたね。

上手く出来ましたか?

 

2年次 ①高浜コスモスこども園、広峰保育園訪問

スクールバスを使用し、2園でこの日のために準備したグループ活動を発表しました。

練習の成果は出せましたか?緊張しましたか?

 

2年次 ②香呂こども園との交流会

姫路日ノ本短期大学の2教室をお借りし、香呂こども園5歳児さん2クラスをお迎えして、楽しく遊びました。園児たちは、どの遊びも“本気”でしたね。「もっと遊ぶ~」「鬼ごっこしよう!」と言ってもらえて良かったですね!

 

午後:1・2年次とも、「リトミック講座」と「小物作り」に取り組みました。「リトミック講座」は、今後予定されている姫路日ノ本幼稚園との「リトミック交流会」に向けた準備の位置づけの学習活動で、「小物作り」は訪問先の園にお礼のプレゼントとして作成に取り組みました。

全日、「保育」に関する貴重な体験、勉強の機会となりました。この日に向けて、様々に準備したことも

生徒たちの力になったと思います。

2023.10.26保育実習 2023年10月24日(火) (幼児教育・音楽コース1年次)

幼児教育・音楽コースの1年次の家庭基礎の授業で、新生児の授乳、おむつ替え、着替えの実技実習をしました。

みんな初めはぎこちなかったですが、練習を重ねると段取り良くできるようになりました。

目標は赤ちゃんに話しかけながら、スムーズにできることです。それぞれ、保育人形に名前を付けて愛着を持って接していました。

自分なりにポイントをまとめ、お互いにアドバイスし合いながら、皆とても真剣に取り組んでいます。いつもの座学とは違うみんなの表情を見ることができました。

2023.10.25秋の日の「幼稚園訪問」 2023年10月23日(月)(幼児教育・音楽コース1年次)

秋晴れのすがすがしいこの日に、幼児教育・音楽コース1年次の初めての幼稚園訪問が行われました。(これは、9月11日に姫路地域に警報が出たため延期になった行事です。)

コロナへの予防ももちろんのこと、この時期に増えてくるインフルエンザに向けての予防、体調管理に気をつけて、楽しみに待って、待って、訪れた幼稚園でした。

ところが、いざ園児たちの前に立つと生徒たちちょっと緊張気味で、いつもの元気はどこへやら?

違いました。小さな子どもたちに優しく接していたのです。

3歳~5歳までの6クラスを見学させていただきましたが、この日は、“特色のある授業”の一環のリトミックや“礼拝”、“柿の収穫”も行われていて、姫路日ノ本幼稚園のいろいろな活動を見学できました。

(担任より)皆、今回の幼稚園訪問をとても楽しみにしていました。幼稚園訪問に行くために、事前に様々な決まり事を伝えました。毎日、検温をすること、爪が伸びていないかチェックすること、時間を守ることなど。「実習に行けることは当たり前ではない。命を預かる現場にお邪魔させていただくという心構えを忘れない。」と伝えたことを生徒一人一人が、しっかり意識している姿を見ることができました。幼稚園訪問から帰ってきて、感想を聞くと、「園児たちへの声かけがとても勉強になった。」「安全に活動をサポートする大変さを学んだ。」など、様々なことを学んでくれたようで、担任としてもとても有意義な実習となり、感謝の思いでいっぱいです。

最後に園長先生から、「今日は、来て下さってありがとう。子どもたちは、高校生の皆さんが大好きです。また、訪れてくださいね。だんだんと、それぞれの年齢の成長段階に合わせた活動をしていることに気がつかれると思います。」とお言葉をいただきました。回を重ねて様々な気づきが得られると良いですね。

 

2023.10.16「くるくる絵本から学ぶ」2023年10月13日(幼児教育・音楽コース3年次)

幼児教育・音楽コース3年次が受講している「発達と保育」の授業で、くるくる絵本を作りました。

くるくる絵本は、パラパラめくる通常の絵本とは違い、表紙と各ページの絵がくるくる回っていく不思議な構造になっている仕掛け絵本です。

生徒たちは、それぞれ細部にいろいろな仕掛けを考えて作っていました。

どんな仕掛けが幼児の興味を引くのかを学べる機会となりました。力作を紹介します!

2023.10.16香寺高校総合学科3年生の皆さんと交流会 2023年10月13日(幼児教育・音楽コース2年次)

秋晴れの10月13日、香寺高校総合学科3年生の皆さんと本校幼児教育・音楽コース2年次との交流会が開かれました。当初2年同士での交流会を企画しておりましたが、日程が合わず残念がっていたところ、香寺高校教諭八木先生のご厚意で年次を超えての交流会が実現しました。

最初は、微妙な年次間の差も

活動が始まればすぐにこの通り!!

今から本格的に受験校を決めていく本校生徒と、志望校がほぼ確定した香寺高校3年生との交流は、本校生徒にとって実りの多い企画となりました。同じ活動をしていく中での何気ない会話から、自分たちが3年次に進級した時の姿を想像できたようです。来年、香寺高校2年生の皆さんをお迎えしたい、とは、生徒の弁でした。

2023.9.7“ドローン”と“保育”? 2023年9月6日(幼児教育・音楽コース3年次)

本日の5限の保育演習の授業は、本校参与の坂本先生をお迎えしての“ドローン教室”でした。

坂本先生は社会科の先生ですが、個人的にドローンの操作を教える資格もお持ちで、夏休みに本校生徒のみならず、地域の子どもたちも参加してもらえる“ドローン教室”を専門チームの方々とともに実施され、大変好評を得ました。今日は、幼児教育・音楽コース3年次が挑戦します。

さあ、実践開始。さすがに高校生、機械類の操作は上手です。「安全にはくれぐれも気をつけるように!この線まで下がりましょう」坂本先生から指示が飛びます。

参与の工藤先生も応援に来てくださいました。

“ドローン”が保育に関係してるの?そう思った生徒たちも、「君たちが保育士さんになって、目の前の子どもたちに最先端の技術を楽しく、遊びながら伝えることが、未来を変えるきっかけになるかもしれない。子どもたちの幼少期の驚くような、ワクワクする体験がその子の将来の進路を決定することに繋がるかもしれない。」と言う坂本先生のお言葉に、皆、心が大きく広がったような気になりました。

今後、ドローンももっと改良されて、幼稚園、保育園の教室内を飛び回っているかもしれませんね。

2023.7.13夏休み目前保育演習授業“トリプル講座” 2023年7月5日、12日(幼児教育・音楽コース2年次・3年次)

7月5日(水)5限、3年次は姫路日ノ本短期大学の井口先生を、6限、2年次は姫路日ノ本短期大学付属幼稚園の岡本先生、7月12日(水)5限には姫路日ノ本短期大学の藤田先生をお迎えして、勉強しました。

井口先生は、すべての子どもの権利を守るために制定された「子ども基本法」、「子ども家庭庁」について教えてくださいました。生徒たちが将来就くだろう仕事の理念を学ぶ機会となりました。そして、その理念を反映し先生が掲げる「こどもまんなか社会」についての提案がなされました。また後期に「ひのたん全力アート」の取り組みを紹介して頂く予定です。皆さん、楽しみに!

同日、6限の岡本先生は、0~2歳児を担任した経験と、すぐに覚えられて効果的な手遊びを交えてお話下さいました。園児の中でも本当に小さな子どもたちが活動している写真を見せていただき、見学未経験の0~2歳児クラスを少しイメージできたようです。その後、絵本、紙芝居の実演をして下さいました。2歳児向け、5歳児向けの絵本の読み方の違いが良く分かりましたね。生徒たち、自分たちも読んでみたいと手が上がり、岡本先生は一人ひとり生徒の側に付いてご指導くださいました!ありがとうございました!

7月12日(水)5限は、姫路日ノ本短期大学の藤田先生の講座でした。今日の講座は、6月23日に香寺高校の生徒さんが演じる「エプロンシアター」の発表を見て、「自分たちもやってみたい」の声が上がったことを受けて、藤田先生に急遽、この内容での講座をお願いしました。「保育者さんは、子どもたちを惹きつける術を持っています。高校生でもできます!」からスタート!演目は、「3匹のこぶた」。この有名な物語に、高校生向けのアドリブや多彩な声色を駆使しての発表に生徒たち、心をわしづかみにされました。

「エプロンシアターを上手にすることが目的ではなくこれは、子どもの成長のため、子どもの情操教育のための保育教材の一つです。」白紙の紙を使っての“ストーリーテリング”でも、子どもたちの無限の想像力について言及してくださいました。生徒の“子ども心”が大いに刺激された講座でした。